前の会社(外資)の人と飲み。ひとりのマネジャー入社以降、数ヶ月間で組織がものすごいことになっているのを聞いて驚きました。膿を出し、改革を行うため、現場の意見やこれまでのノウハウ、ロール&レスポンシビリティを完全無視した突拍子のない案を次から次へと出し、結果、具体的な数字は上がらず、社員のモチベーションは下がる一方、現場は大混乱をきたしているとのこと。
話を聞かせてくれた人はその動きを激しくこきおろしていましたが(自分のこれまでの仕事のやり方を否定されたのだから当然)、実は、そのマネジャーのかかげる目標や方針自体は間違っていないと思うんですよ。MBAのケースでなら絶対そうするね。現実はケースじゃないけどね。それまで誰も手をつけられなかった膿を出した功績も認めるべき。でも、プロセスにおいて現場からのフィードバックを受け付けず、リソースマネジメントに興味をもたず、抽象レベルの戦略を検証なしに上から押しつけるだけでいろんなことを性急にやろうとしている点で、絶対に近い将来、足を掬われるだろうなと。
いや、ここまで露骨な上昇志向を持ち、現場を無視するマネジャーってあまり知らなかったので話を聞いて、ある意味、その効率性に感動しました(こういう人にのっとられる組織の脆弱性ってどうよとも思います)。見かけはたおやかな女性だそうです。それもまたすごいなあ。きっとおうちではいい人なんでしょうね。捨て猫にミルクをやりながら癒されたりしてるんだよ(妄想)。