« 2007年02月 | メイン | 2007年04月 »

2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

日フィルからFAX。

昨晩自宅に帰ったら、日フィルからFAXが届いていました。えっ。一体何ごと?

日フィルのコンサートのチケットを購入していたのですが、そのチケットに記されている開場時間が20分間違っていたので訂正します、とのことでした。コンサートやライブの開場時間の訂正が事前にFAXで自宅に連絡されるというのははじめてのことなので驚きました。むぅ。ちゃんとしてますね。

J-POPの某バンドは毎回毎回ライブの開演を当日になって遅らせるので、オールスタンディングの満員の中、1時間以上立ちっぱなしで待つということをよくしていたので(「なんでお金を払ってこんなつらい目に遭わなければならないのだろう」と何度も思ったり。開演を遅らせるヴォーカルが憎い。でも彼女がヴォーカルでなければそもそもライブに行こうと思わなかったのでありました)、今回の対応は大変新鮮でした。20分程度なら別に気にしないのになあと思いつつも、ありがたいことでございます。

2007年03月03日

平沢進ライブ。

於:恵比寿リキッドルーム。全2日のうちの初日。久しぶりにインタラクティブライブではない普通のライブが行われたのでした。

古いおなじみの曲(「サイボーグ」「ハルディンホテル」)から最近の曲(「白虎野の娘」<-映画「パプリカ」のエンディングテーマ)、あまりライブではやらない珍しい曲(「QUIT」「キャラバン」「死のない男」<-死のない男、ものすごく久しぶりに耳にしたので、驚いたです)まで色とりどりで大変楽しめました。

少しだけいちゃもんをつけるならば、中間の「ナーシサス次元から来た人」~「万象の奇夜」あたりの曲は自分にとってはだるかったり。「山頂晴れて」の女性ボーカル部分(もともと戸川純ちゃんが歌っていたところ)のアレンジが妙でずっこけました。「QUIT」でマシンの声(「私は夢みるマシンです」とか)と博士の笑い声が入っていなかったのは残念。でも他はそりゃあもう良かったんですよ。

今後も普通のライブを継続してやってほしいなあ。インタラクティブライブが悪いというわけではないですが、楽曲を純粋に楽しみたいのです。明日も行きたかったのですが、先約ありで行けずに残念。

2007年03月04日

伊福部昭音楽祭。


於:サントリーホール。

三部構成、4時間弱という長時間のコンサート。伊福部昭一周忌を記念したものですが、今回だけで終わるのではなく、あくまで第一回という位置づけとのこと。司会はナクソスの「日本作曲家選輯」シリーズの解説でおなじみの片山杜秀。

第一部、『交響譚詩』を二十五絃箏2面で演奏するのに驚きました。この曲、転調しまくりなので、演奏しながら箏柱の位置を動かしまくる必要があるのです。うおお。大変。見ていてはらはら。というか何もそこまでして箏で演奏しなくても…とちょっと思ってしまったり。二十五絃箏は低音の響きが美しいと思いましたが。

第二部は伊福部の映画音楽と映像上映とのコラボレーション 。『わんぱく王子の大蛇退治』より『アメノウズメの舞』。名曲です。ゲストの高畑勲によると、アニメーターが説明するストーリーボードにごくごく忠実に作曲されたものとのこと。『SF交響ファンタジー第1番』はキャッチーではあるものの、緩急の緩がない曲といいますか、ハイライトしかないため、音楽だけ聴いていると私はちょっとこそばゆくなっちゃうのですが、映像と合わせるとぴったりですばらしく。関係ないですが、日本はいつなんどき怪獣に襲われても大丈夫なんじゃないでしょうか。ゴジラのおかげでみんないざというときの心の準備ができているから。おいらも逃げまどう準備はできているぜ!怪獣が鉄塔を倒した瞬間に絶対心の中で『SF交響ファンタジー第1番』が流れると思います。あー早く来ないかな怪獣ー(来ませんってば)。

第三部は本名徹次/日フィルによる管弦楽。実は『シンフォニア・タプカーラ』をとにかく聴きたくて今日行ったようなものだったのですが、期待以上でした。ブラボー。ブラビッシモー。第一楽章がすばらしすぎて、まだ全曲終わっていないのに思わず拍手してしまった観客もいたくらいです。でも、アンコールでついさっき演奏したばかりの最終楽章の終わりをもう1度演奏したのにはちょっと驚きました。アンコールではあんまりそういうことやらなくないですか?いや、2回も盛り上がれてうれしかったですけど。

写真はおみやげにいただいた六花亭チョコレートです(伊福部昭は北海道生まれ)。裏に「二〇〇八年三月十六日 第二回伊福部昭音楽祭 杉並公会堂全館にて開催予定」とありました。もちろん来年も行きます!今から予定空けておきますよ!

参考:オフィシャルサイト(実行委員会の和田薫氏サイト):
http://www.kaoru-wada.com/ongakusai/

2007年03月12日

Usability Week 2007 in HK


毎年参加しているのですが、今年も参加してきました、ニールセン・ノーマングループのUsability Week 2007。今年は香港での回に出席しました。

参加チュートリアル:
3/7 「Fundamental Guidelines for Web Usability
3/9 「Designing B2B Websites:Using the Web to Maximize Sales and Leads

「Fundamental Guidelines for Web Usability」は、Webサイトのユーザビリティをアップさせるための基本的なガイドラインの説明で、これまでよく言われていることが多かったのですが、アイトラッキングツールを駆使して「ユーザがWebページのどこに視線を当てているのか」というのを実際に解明していたのがおもしろかったです。広告ないしは広告チックな画像は華麗にスルーされていましたよ…。

「Designing B2B Websites:Using the Web to Maximize Sales and Leads」は、B2Bでは単独の商品を売るのではなく、関係性を売っているということ、信頼性を勝ち取るのが何より重要とのこと(そしてほんの一瞬でユーザはそのサイトが信頼できるサイトかどうか、プロフェッショナル性を感じるかどうかを決める)、ユーザビリティが何よりコンバージョンを増加させるということ、そのサイトのターゲットユーザによるユーザテスト実施の重要性、などが語られていました。

いつも思うのですが、UI担当やサイト設計担当者だけではなく(彼らはユーザビリティの重要性についてはすでに知っていますし)、営業・マーケティングの部署の方もこの手のカンファレンスに出席すべきではないかと。いや、毎年日本人ひとりきりはつらいので他の人も参加してほしいんですよー。出ましょうー。社員にセミナー参加を勧めている会社の方ならぜひぜひ(自分の今年の上司はユーザビリティにあまり詳しくない人たちでしたが、それでも説得できましたですよー)。

2007年03月13日

四十の手習い。


あー入学許可下りてしまいましたよ。頭痛い…。

いや入学手続きしたから許可が下りるのは当たり前ですが。

これまでいろんな手習いしても長期的に継続したものはないのです。仕事が忙しい時期は有無をいわさず仕事を最優先させてきたし。これから2年間はたして通い続けられるかどうか。

しかし、やはり以前社会人入学を経験した年長の知人いわく、「42歳過ぎるとがくんと体力が落ちるので、はじめるのなら早ければ早いほどよし。今がベストタイミング!」とのこと。その言葉を真に受けてがんばってみますかね。

2007年03月18日

ワーキング・プア アメリカの下層社会

デイヴィッド K.シプラー (著), 森岡 孝二 川人博 肥田美佐子 (翻訳) 『ワーキング・プア―アメリカの下層社会 』(岩波書店)。約400ページ、上下二段組という大部の本だったのですが一気に読みました。セーフティネットが少ない社会での貧困とはどういうことか。機会平等が売りだったはずのアメリカ合衆国で、富める者はより富むように、貧しい者はより貧しくなっています。貧困は本人の怠惰のせい、社会制度のせい、などと単純化はできず、実際には原因が入り組んでいます。余裕資産があればリカバーできるはずの少しの誤算や失敗が貧困層には致命傷となると。確実に日本も同じ流れの中にいるので読んでいて恐怖を覚えました。また、後日談が岩波書店サイトに掲載されているのですが、決して明るい話ではないです。うう。

2007年03月19日

ヒット商品を最初に買う人たち

森 行生『ヒット商品を最初に買う人たち』(ソフトバンク新書)。マーケティングのイノベータ理論のみ抜き出してまとめた本。『改訂 シンプルマーケティング』の著者の新著なので大変に期待して買ってみたのですが、新書であるためか、ちょっと内容が薄かったかも。資生堂TSUBAKIの例など、最近の、そして親しみやすい事例をとりあげているためにわかりやすかったですが。これからマーケティングを学ぼうとされる方には良い本ではないかと思います。

2007年03月22日

冥王星パーティ

毎回作風が違う平山瑞穂の新作『冥王星パーティ』。どの作品も出てくる脇役が奇天烈だけど現実にいそうで(そして作者の安っぽい人間への悪意もにじんでいて)印象に残ります。この作品では望月がそうだったです。秋里和国の美男の登場人物がリアル世界に出てきたらこういう感じになるような。男の趣味がだめだめな都築祥子とおたくで挙動不審で一生恋愛なんてできないと信じている(けれど、後に自己改造によりイケテル君に変身する)桜川衛が出会い、すれ違うお話。

「やり直しなんか、きかないんだよ」(略)
「自分がつけてきた足跡を、消すことなんかできない。そのときどきに自分が取った選択すべてが重なり合って、今の場所に自分を立たせてるんだよ。だから……」
実際には声にならなかったその続きを、衛は頭の中で聞いた。
だから、そこから改めて足を踏み出すよりほかにないのだ。
(p.282-283より)

失敗をなかったことにできる、のではなくて、失敗は失敗だけれでも、そこから前へ進むことができるというメッセージ。また、コダーイ『ハーリ・ヤーノシュ』のツィンバロムが作中に何度か出てきます。ツィンバロムって中国の楊琴(ヤンチン)と親戚の楽器ですね。

About 2007年03月

2007年03月にブログ「RetroEngine」に投稿されたすべてのエントリーです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2007年02月です。

次のアーカイブは2007年04月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

www.flickr.com
chimimo's photos More of chimimo's photos
Powered by
Movable Type