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於:サントリーホール。

三部構成、4時間弱という長時間のコンサート。伊福部昭一周忌を記念したものですが、今回だけで終わるのではなく、あくまで第一回という位置づけとのこと。司会はナクソスの「日本作曲家選輯」シリーズの解説でおなじみの片山杜秀。

第一部、『交響譚詩』を二十五絃箏2面で演奏するのに驚きました。この曲、転調しまくりなので、演奏しながら箏柱の位置を動かしまくる必要があるのです。うおお。大変。見ていてはらはら。というか何もそこまでして箏で演奏しなくても…とちょっと思ってしまったり。二十五絃箏は低音の響きが美しいと思いましたが。

第二部は伊福部の映画音楽と映像上映とのコラボレーション 。『わんぱく王子の大蛇退治』より『アメノウズメの舞』。名曲です。ゲストの高畑勲によると、アニメーターが説明するストーリーボードにごくごく忠実に作曲されたものとのこと。『SF交響ファンタジー第1番』はキャッチーではあるものの、緩急の緩がない曲といいますか、ハイライトしかないため、音楽だけ聴いていると私はちょっとこそばゆくなっちゃうのですが、映像と合わせるとぴったりですばらしく。関係ないですが、日本はいつなんどき怪獣に襲われても大丈夫なんじゃないでしょうか。ゴジラのおかげでみんないざというときの心の準備ができているから。おいらも逃げまどう準備はできているぜ!怪獣が鉄塔を倒した瞬間に絶対心の中で『SF交響ファンタジー第1番』が流れると思います。あー早く来ないかな怪獣ー(来ませんってば)。

第三部は本名徹次/日フィルによる管弦楽。実は『シンフォニア・タプカーラ』をとにかく聴きたくて今日行ったようなものだったのですが、期待以上でした。ブラボー。ブラビッシモー。第一楽章がすばらしすぎて、まだ全曲終わっていないのに思わず拍手してしまった観客もいたくらいです。でも、アンコールでついさっき演奏したばかりの最終楽章の終わりをもう1度演奏したのにはちょっと驚きました。アンコールではあんまりそういうことやらなくないですか?いや、2回も盛り上がれてうれしかったですけど。

写真はおみやげにいただいた六花亭チョコレートです(伊福部昭は北海道生まれ)。裏に「二〇〇八年三月十六日 第二回伊福部昭音楽祭 杉並公会堂全館にて開催予定」とありました。もちろん来年も行きます!今から予定空けておきますよ!

参考:オフィシャルサイト(実行委員会の和田薫氏サイト):
http://www.kaoru-wada.com/ongakusai/

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2007年03月04日 21:27に投稿されたエントリーのページです。

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