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2007年04月 アーカイブ

2007年04月01日

オリエンテーション

JAIST MOTオリエンテーション@東京サテライトキャンパス(田町)に行ってまいりました。学生証をいただき、履修手続きなどの説明を受け、電子証明書を取得。自分でメールアカウントをひとつ作ってよかったので、会社のと同じにしました。まだあまり実感が湧いていないのですが、本当に学生になるんだなあと。

以下、感想です。

・大学の情報環境って恵まれてますね。いいなあ。一度石川に行ってCray XT3を見せてもらいたいと思ったミーハーな私。

・大学教職員の名称が平成19年4月1日(まさしく今日!)から助教授->准教授 、助手->助教に変わったそうです。耳慣れないのでなんだか外国の小説を読んでいる気分ですが。

・JAIST MOTでは、学生ひとりに対し、指導教官が3人つくという充実の指導体制。論文を書く主テーマ以外にそれとは全く離れた副テーマも選ばないといけません。MOTのカバーする分野が広いため、ひとつの狭いジャンルに絞り込むのではなく、こういう形(=2本の専門軸を持つπ型人材育成をめざす)になっているそうです。へー。…って、入学説明会できっと説明があったはずと思うのですが、実は自分は入学するのを3年くらい迷っていたため、入学説明会も3年前くらいにいちど行ったっきり。内容をすっかり忘れておりました。

・受ける講義の履修申請を1週間以内にしないといけないのですが、悩みます。どの講義も興味深いのですが、座学だけではなく議論が入るので、単に自分の知的好奇心を満足させるという理由だけで選んでも授業に貢献できないなあと。あと仕事と両立させようと思ったら、むやみにたくさん受講してもレポートを書く時間がとれないのではないかなあ。論文のテーマに結びつき、かつ、これまでの実務で得た経験や術が整理できる、という視点で選ぶ必要あり、です。

・自分のテーマ(Webマーケティング)はまだぬるーくて抽象的なのでこの1年で考え抜かなくては来年論文書けないぞ、と危機感を持った次第。

2007年04月03日

履修登録

本日は会社から速攻で帰宅して、自宅で履修登録について考慮一下。

講義は「技術経営中核講義」「知識科学中核講義」「一般講義」の3つに分かれていて、それぞれの分野で必要な単位数が定められています。JAIST MOTはあくまで「知識科学の中でのMOT」というスタンスを取っているので、技術経営の講義オンリーではないのです。自分としては、知識社会論や知識システム論などに大変興味があるので、待ってました、という感じですよ!あと、今年は開講されないのですが、デザイン認知論とかね。どんと来いやー(だから今年は来ないんだってばよ…)。

とは言え、時間がない社会人なので、あまり欲張らず、卒業に必要な最小限の単位プラスアルファ程度にとどめておこうかと思っています。あとで変更もきくということで、慣れて時間の使い方に余裕が出てきたら追加しようっと。

教科書購入が必要な科目はあまり多くないのですが(資料が配られる授業がほとんどとのこと)、自分の履修予定の科目をチェックすると、合計5冊購入要の様子。調べると新品ではちょっとお高い本もあったので、アマゾンのマーケットプレイスでゲットしてみました。

2007年04月04日

ひがないちにち ~ウェブの中の人~

CSSの歌がバンドバージョンになってさらにパワーアップして帰ってきました!kimuxさん、ごめんなすってブラザースのみなさん、ありがとうございました。

Web業界のみなさま、徹夜のおともにいかがでしょうか。夜明け前にこびとさんたちと一緒に聞こう!どんじゃらほい!

こちらからどうぞ:
http://gbuc.net/modules/myalbum/photo.php?lid=7448

関連エントリ:
CSSブルース(ウクレレ風味)。

2007年04月07日

教員面談。

大学のメールアドレス宛にサークルや部活へのお誘いメールがたくさん届くようになり、なんだか遠い昔の自分の大学時代を思い出してほのぼのしている最近です。

JAIST MOTでは研究テーマが決まるまで、学生番号順に仮に研究室に配属されるのですが、自分の仮配属先の研究室の先生が東京に出張で来られるということで本日、面談していただきました。研究テーマの選び方や履修科目やリサーチ方法について、など。

2年でMOTコースを修了しようと思うと、来月くらいには研究テーマを決めておかなければならず。また、1年でアクションを起こして結果が出るくらいの大きさの課題でないとだめだということで。うおおお。テーマ絞り込む時間ないぞー。できるのかー。とりあえず、マーケティングを論文のテーマにするなら必要、ということで、当初履修を予定していなかったマーケットリサーチの調査手法の授業を取ることにしました。

面談のあと、本日第1回目のダベンポート&プルサック『ワーキング・ナレッジ』の輪読会に参加(このご本はナレッジマネジメントの実践的バイブルとされる本ですが、すでに版元品切れとのこと)。毎月1章ずつ読んでいきます。

今日話題に出たトーマス・アレンの「30メートル・ルール」(=30m離れるとコミュニケーションの頻度がほとんど無くなる)って、自分にも実体験があります。パーティションによるブース化をやめて座席の距離が近くなったら、社員間のコミュニケーションの頻度と密度があがったと。ただそれは、多くの社員とコミュニケートしなければいけないタイプの仕事をする人にとっては効率アップにつながりますが、ひとりで集中して仕事をしなければいけない人には、集中をそがれて逆効果の面もあるので場合によっては最適解でないこともあるんじゃないか、とか。

2007年04月23日

初授業。

PASMO通学定期券もゲットして、いよいよ初授業でございます。亀岡秋男特任教授による「イノベーション概論」。月~土までみっしり。いや送別会あるからおいらは1日休みますけどね…。土曜にはグループ討議の時間もあるということでややびびっています。

授業内容は概論ということで産業競争力とイノベーションとは、MOTとはなんぞや、など。MOTって新しい概念を教わるというより、仕事の現場で出合ったことを整理整頓して、自社の方言ではなく、他社の人たちとも共通言語で話せるようにするものなのですね。あと、日本の産業競争力をアップさせるためのイノベーションシステムの一環としてMOTが期待されているというのがよくわかりました。一学生としていきなり日本を背負わされるのもちょっとどうよ、という気持ちになりますが。

でも確かに、米国企業では、フレームワークつくったりマニュアル化したり方法論を体系化して、属人的知識に終わらせず、チームとして知識を共有するのが上手なのに、日本企業ではそもそもそういう訓練受けてないし、それが重要であるという価値観が共有されていないなあーとも思うのでありました。

あと「アブダクション(仮説設定法)」とMOTの文脈で聞いても、ついうっかり「UFO?」「キャトルミューテーション?」と自分は口走ってしまいそうなので気をつけようとか。

亀岡先生は元東芝にいらした方で、研究所で電子楽器の研究をされたり、「ゑれきてる」の制作にも一時期携わってらしたとのこと。東芝のゑれきてるって有名だと思っていたんですが、他の方はご存知なかったようでした。そういう自分がなんで知っているかというと、展示を見たからですが。うーん。どこで見たんだったか。

2007年04月24日

授業は続く。

亀岡先生の「イノベーション概論」の続き。今日は議論中心で(いろいろな立場からいろいろな企業の話が聞けるのが興味深し)、宿題も出たりして大変楽しかったです。企業の現場は理想の技術経営の状態とは離れているので、どうしてもネガティブな意見が多く出てしまいがちですが、亀岡先生は「できない」「無理」「あれもこれも足りない」だけで終わらせないところが大変素敵だと思いました。

しかしながら、ちょっと「むー」と感じたのは、今後、新しいイノベーションを創出するために必要な人材として先生が主張している「作曲・指揮者のように、コンセプトを創り、戦略を構築し、総合指揮する、新しいタイプの技術家であるテクノプロデューサ」にはかなりのスキルや経験が要求されるのではないのか、ということ。規模は小さくてもイノベーションを創出した経験を持ち、高度なプロジェクトマネジメントスキルを持つことが必要とされたりするのならば、対象が限られてくるのでは。そういう人材って現実問題、どれくらいの期間で育成できるんでしょう(いや、こういうのがネガティブな意見の例なんですな、と反省)。

あとイノベーションの父シュンペーターについて自分は知識が足りないのでGW中にでも伊東光晴 ・根井雅弘『シュンペーター―孤高の経済学者』(岩波新書)読んでみます。

2007年04月26日

テクノプロデューサー論。

昨晩も亀岡先生の授業でした。4-5人ずつの小班に別れ、イノベーションをつくるテクノプロデューサーに必要な能力について議論しました。

自分も今の肩書はWebプロデューサーなわけでございますが、同じプロデューサーという名前がついていても大きく違うのは、「つくるもののフォーマットがある程度決まっているかそうでないか」というところではないかと。

WebプロデューサーなりTVプロデューサーなりは、「無から完全にオリジナルな何か」を産むわけではなく、一定のフォーマットや制限や指針がすでに存在するわけで、あくまでその範囲内での企画なり、実施なりを行っています。

がしかし、亀岡先生のおっしゃっているテクノプロデューサーはもう少しフリーハンドな感じがします。コンセプト創出といったときのコンセプトは、他分野のプロデューサーが自明の理としている所与の条件そのものからつくっちゃう、という意味を含んでいるような気が。いや、これは現時点での自分の理解にすぎないので、はずしているかもしれませんが。

この議論は週末まで続くということでもう少し考え続けてみようと思いました。

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