今週も授業。知識社会学・知識人類学(エスノグラフィー)のお話。つまりは質的研究について。私は定量調査より定性調査の方が好きで性に合っていると思います(以前、某ベンチャでユーザビリティテストを企画・商品化・営業していました)。この授業は滋養のある大変良い授業だと思います。明日以降も楽しみですー。
Googleスカラーじゃないですが、「巨人の肩の上に立つ」ということが学問であるというところをJAISTではいろんな先生から繰り返し伝えられるのが感動的でございます。いや、若くて何にも経験したことがない時代に研究をしていたら、このことがなぜこんなに楽しくて、かつ自分の救いになるかなんて気づかなかっただろうなあ。
ひとりできりきりがんばって成果が出たら「褒めろ称えろ俺の業績だ」「俺の素晴らしいスキルマンセー」とか俺イズム全開でぐわっはっは愉快愉快と思ったりするのって30代までがせいぜいなんです。正直、年齢を重ねるとどんだけトンチキであってもそれなりに経験積んでいるので(頭の回転速度は鈍くなっているかもしれないけれど)、基本的に新米の若造よりできないはずはない。そんな勝つのが当然のデキレースで同じ土俵に立って「すごいぜ俺イケてるぜ」とかいきがっていても馬鹿みたいです。つまんないです。なんかもっと大きなものに貢献して次世代につなげたいです。ほんのちょっとの力でも。たとえ自分が巨人の肩の上の爪楊枝だとしても。雇用してもらっている会社にお給料分プラスアルファの貢献をするのは当然としてね。
いやこういう「ゆずりはマインド」こそ、老化現象のひとつなのかもしれないんですけどね。遺伝子にきっと書いてあるんだよ。「中年期になったらば、白髪増やすついでにゆずりはマインドスイッチON」。