知識社会学ってすごく難しいです。何が難しさの根源かというと、動き続ける的をこちらも動きながら射撃する必要があり、照準器は普通に暮らしているだけだと目に見えないからゼロインするのも困難で、しかも射撃に使うライフル銃について「なぜそれを使うのか?」「そんなの使っていていいのか?」と常に問われ続けるところです(…成功しているのだろうか、この比喩)。一体何を信じればいいのー。動かない点はどこー。
というわけで入門書から読むことに。というか入門書ばかり読んでいますね、最近。ええ。基礎がないので猛スピードでつくろうとしていますよ。はい。
澤井 敦『カール・マンハイム―時代を診断する亡命者―』(東信堂)。東西の社会学者50人を紹介する「シリーズ世界の社会学・日本の社会学」(全50巻)のうちの1冊です。マンハイムの伝記、マンハイム社会学の全体像、そしてその思想の受容と解釈の歴史についてコンパクトにまとめられています。