オーバーハウゼンで見逃したもの

ドイツのルール地方には、広大な原生林と沼地があった。その沼地で、鉄をふくんだ地下水が、空気中の酸素にふれ、沼鉄鉱(褐鉄鉱)と呼ばれる鉄鉱石ができた。品質は低くても、まぎれもない鉄鉱石である。

18世紀に入って、森林から切り出した木炭を利用し、鉄の精錬がおこなわれた。こうしてルール工業地帯が誕生して、まもなく燃料は木炭から石炭(コークス)へと変わり、製鉄業は飛躍的に発展していく。
(中略)
1912(大正元)年9月13日、オーバーハウゼン市に到着した田中熊吉は、GHHの溶鉱炉が目の前に見える下宿に入った。


(佐木隆三『高炉の神様 宿老・田中熊吉伝』(文春文庫)より。※漢数字をアラビア数字に変更しています)

この本を読んでから絶対にオーバーハウゼンに行こうと思っていました。今回やっと行くことができたのですが、残念ながらオーバーハウゼンでは空振りが多かったのです。

Twitterより:

オーバーハウゼン駅前には、産業博物館もあり、通常土日も開いているはずなのですが、行った日にはなぜか閉まっていて泣けました。サイト見る限り面白そうだったのですが。外観の写真だけ撮って退散。

またリベンジ再訪したいと思います、オーバーハウゼン。

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