アラフィフがいまどきの転職活動をやってみた(2)

(1)の続きです。

■前回の転職(前提)(承前)

ここで理事長と事務局長の関係について少し整理しておくと。

この学会は一般社団法人で、理事長が組織のトップということになります。某大学教授がここ数年理事長を担当。事務局長は、この理事長と長年のお知り合いだということでした。学会が事務局立て直し業務を事務局長に依頼したのもその流れから。つまり、事務局長もコネ転職だったということですね。そしておいらは孫コネだ!

自分は事務局員ですから、理事長とのやりとりは基本的に事務局長を介して、ということになり、直接的なやりとりはそれほど多くはなかったのですが、入職して半年くらいは「ワンマン気味だけど、バランス感覚もあるし、物事を進めたり決めたりできる、力のある理事長だなー」とか思っていました。

もちろん、学会内の重要な決めごとについては、理事長の独断ではなく、他の理事達も参加する理事会で決める、という原則があるわけですが、その理事会で、議事進行のリーダーシップを取り、納得感のある決議に落としこんでいくことができる力(どちらかというと能力というよりコミットメントとかやる気の方)を持っているのが実質「理事長だけ」の状態になっていました。

まあ他の理事にとってみれば、日常業務で忙しいし、他の学会にも所属しているし、この学会のことだけに構っているわけにはいかない、だから「しっかりしてやる気のある、ぐいぐい引っ張ってくれるリーダーにまかせておけば安心」みたいな感じだったんではないかと思います。

ところが、あるときから「しっかりしてやる気のある、ぐいぐい引っ張ってくれるリーダー」だったはずの理事長が壊れました(事実は違うのかもしれませんが、私にはいきなり壊れたとしか見えませんでした。時系列がむちゃくちゃだったり、論理が破綻したメールが事務局にも来て怖かったです。(1)で書いた「疲れているように見える」から後のことなので、ご病気なのではないかと懸念)。そこから詳細は省きますが、理事長と事務局長とが激しく対立することになってしまいました。

事務局長は、ひとりでは立場が弱いため、顧問弁護士や監事を味方につけ、理事長との全面戦争に突入。主戦場が理事会なので、臨時理事会を何度も開いていったん決まった議決をひっくり返したり、また、その理事会の場も怒号や個人攻撃の飛び交う泥仕合になったり(背景情報が提供されていない理事は一体何が起こっているのかとぽかんとしてらっしゃいました…)、目も当てられない状況になりました。

その結果、事務局では理事会準備・戦いの準備に時間が吸い取られ、日々の業務をこなすのに精一杯となり、前向きな改善のための作業がほとんどできない状態になってしまいました。

私は味方の背中を撃つのは最低だと思っているので、在職中一切事務局長の批判はせず、サポートだけしていたのですが、全面戦争に突入するにはこっち側の戦力や狡猾さや冷厳さが足りなさすぎて(相手が壊れていたとしても)絶対負けるなあ、と内心では思っていました。ごめん。あと事務局長のことは今でも大好きですが、なぜ敵だらけの状況になるのかがなんとなくわかったような気がします(後で聞いたら以前の会社でも似たようなことがあったそうです…嵐を呼びすぎですよ…)。

そこで転職活動を始めることを決意しました。そもそも事務局を立て直すために働いていて、「長くて2年くらいで立て直し完了→業者さんに業務委託」という流れになるはずだったのですが、この状況では立て直しを進めるのは無理だからです。そして退職タイミングを5月末と宣言してしまったので(それ以上長くなるとこの職場ではもう耐えられないと思いました)、締切ありの転職活動(ケツカッチン)となりました。あともうコネはコリゴリだ!コリゴリ博士!なので自力で転職先を見つけてくる必要がありました。

(3)へ続く。

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