ヒトは食べられて進化した

日本に一時帰国した際に購入した、 ドナ・ハート / ロバート W.サスマン(著)、伊藤伸子 (訳)『ヒトは食べられて進化した』(化学同人) 読了。 

初期ヒト科は一般に考えられているような狩猟する側(Man the Hunter)ではなく、どちらかといえば肉食動物に狩られる側(Man the Hunted)だった、捕食(=他の動物から食べられること)の影響により人類は進化した、ということを化石や現存の霊長類の調査という2つの方向より明らかにしていくといった内容。人類、いろんな動物に食べられてきています。ライオン・トラ・クマ、あるいは絶滅した大型ネコ科動物の剣歯ネコからハイエナ・ジャッカル・ヘビ・ワニ・カンムリクマタカやオオトカゲにいたるまで。陸地だけではなく、水辺や空からの攻撃もあり、油断も隙もあったもんじゃありません。 

他の種に関してはすでに捕食の影響があるのは当然とされているし、よく調べると人類が食べられていたという証拠が多く残っているのに、人類の捕食についてなぜこれまで真剣に考えてこられなかったのか?私たちのものの見方は固定観念やキリスト教的「原罪」概念や19世紀の「文化的残存」概念(必須機能としての本来の役割を果たさなくなったにもかかわらず、今でも残り続けるような概念。例:現代人がスポーツ好きなのは遠い先祖が好んで狩りをしてきた記憶にもとづく、など)に縛られているからなのでした。 

人間をおいしく食べる動物(インドには今でもトラやらヘビなどが結構いるので危険です。国立公園のそばには近寄らないようにしよう…)について読んでいるだけでもぞっとしますが、証拠と証拠の隙間を埋めるモデルを考える際に、その思考がどれだけ時代精神なり偏見なりドグマなりにゆがめられるのかというところを想像してぞっとしました。一般向けの本ということで語り口が柔らかく(柔らかすぎるくらい)読みやすいです。 

Hotel

一定年齢以上の方は、映画にもなったし、翻訳本も昔から新潮文庫に入っているので「何を今さら」という感じを受けるのではないかと思われるArthur Haileyの"Hotel“(1965年の作品)ですが、インド版ペーパーバックを古書店で見かけたので軽い気持ちで買ってみました。いや、同時並行で"The Black Swan”(=『ブラック・スワン』)を読んでいて、おもしろいけどちょっと疲れるなあと思って息抜きに"Hotel"を読み始めたらおもしろくてとまらなくなったというだけなのですが。

ニューオーリンズの老舗の一流ホテルが舞台の、主要登場人物だけで十数人という群像劇。経営が傾いているこのホテルが買収されようとする中、さまざまなトラブルや恋愛沙汰などが起こります。おいこら主人公、19歳の女の子に迫られて喜んでるんじゃねえ!そしてホテル泥棒さん(小心者)に感情移入してしまったりとか。あと、大事故への予感が随所に挿入されるのが、ベタですがとてもスリリングでぞくぞくしたり。

アマゾンのレビューにあった「語彙が豊富すぎて読みづらい」という件、自分は他のところは大丈夫でしたが(前後の状況で十分推測可能)、事故の場面だけがつらかったです。短文(S+V)でたたみかけるように書いてあるのですが、その動詞が難しくて。語彙もっと身につけます。

Freakonomics (2006 edition)

Steven D. Levitt, Stephen J. Dubner"Freakonomics" (邦題『ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する』)の2006年改訂版のペーパーバック(“Freakonomics: A Rogue Economist Explores the Hidden Side of Everything (P.S.)”)が近所の書店に入荷されていたので購入。ヤバい経済学は自分は未読だったのでインドで読めてよかったです。ブログ記事やN.Y.Timesの記事の抜粋などが巻末にボーナストラックとしてついているところが改訂部分だそうです。 

この本、もともとのSteven D. Levittの研究内容(データにより常識をくつがえすところ、意外な関係性を見つけ出すのに回帰分析が大活躍)が興味深いだけではなく、ライティング担当Stephen J. Dubnerの文がすごくおもしろくて、何度も笑いました。 

ちなみに2冊目の"SuperFreakonomics"も今年10月に発売されるそうです(ソース:筆者ブログ)。読みます! 

文中に出ていた、社会学者Sudhir Venkateshのシカゴ麻薬売人対象のフィールドワークの話、もっと読みたいと思ったらそっちも今年、翻訳が出ているんですね(『ヤバい社会学』<-こっちも違う意味でヤバいんですね)。 

Branding India-An Incredible Story

今週は小説ではなく、ノンフィクションを読みました。Amitabh Kant "Branding India-An Incredible Story"(Harper Collins Publishers India)。筆者のAmitabh Kantはインド政府観光局の方。インド・ケララ州のブランディングを成功させた腕を見込まれてインド政府観光局に移ったという経歴の持ち主です。

2002年、観光地として他のアジアの国に遅れをとっていたインドが、Increadible Indiaキャンペーンを実施することで、2002年から2008年にかけて観光客数を約2倍、観光収入も2倍以上にまで持っていった方法について紹介しています。

成功要因としては、以下のようなところが挙げられていました。

・ターゲットのセグメント化(富裕層や海外旅行者が多い/伸びる国をメインターゲットにする)
・他アジア諸国との差別化(打ち出す特徴を明確にする。それまでのばらばらなブランドメッセージをやめ、すべての媒体・ターゲット国でIncredible Indiaという統一メッセージを使用)
・ADとPRのバランスを取った
・イギリスのTV番組Big Brotherの出演者がインドに対しネガティブな発言を行ったときにすばやく公開返信を行い、評判となった結果、口コミで観光地としてのインドへの注目度をアップさせた
・広告宣伝だけではなく、高速道路や観光地・空港・ホテル・などの施設の整備・拡充および観光業に携わる人々への意識改革教育を行った
・コンテンツ重視・更新が頻繁なWebサイトを作成した(今もあります。CMSベースですね。http://www.incredibleindia.org/←個人的にはもうちょっと改善できるのではないかとも思いますが…)

もちろん、よかった面ばかりではなく今後の課題面についてもしっかり分析されています(例:メディカルツーリズムを打ち出しているが、マラリアを媒介する蚊が多くいるなど、衛生面で問題も多いこと)。

カラーページが多く、キャンペーンに実際に使われたパンフレットやポスター、Webサイトなどが紹介されており、見ているだけで楽しい本でした。その一部はこちらで見られます。

あと日本人として気になったのは、世界観光機関(UNWTO)の予測データ"World’s top out bound countries:2020"で、2020年には日本の海外旅行者数はドイツに次いで世界第2位、シェア8.8%にまで増加するだろうと予想されているところでした。昨年(2008年)は2年連続前年割れ(ソース)の状況だったのに本当にそうなるんでしょうか。

Keep off the Grass

Chetan Bhagat『Five Point Someone』の二番煎じだけれど、舞台はIITではなくIIMバンガロール(Indian Institute of Management Bangalore)で、主人公はアメリカで育った印僑二世という設定のKaran Bajaj『Keep off the Grass』を読みました。こちらも2008年のベストセラー。

主人公のSamratはNY・マンハッタンの投資銀行で働く高給取りの印僑二世(見かけはインド人だけど話す英語はアメリカン。イェール大卒)なのですが、突然自分探しの熱にとりつかれ、誰もがうらやむ仕事を投げ捨て、自分のルーツであるインドに戻り、IIMバンガロールでMBAを取ることにします。しかし、アメリカ育ちの彼にとってインドでの生活は厳しく、また、なめてかかっていたIIMの詰め込み授業にもついていけず、結局は二人の親友と一緒にマリファナやパーティーなどに明け暮れる生活を送ることに。飲酒運転が見つかり、警察につかまりそうになったり(ここで親友の正体が明らかに)、ガリ勉野郎と対立したり、ダラムサラにメディテーションをしに行ってヒッピーの女の子と仲良くなったり、バラナシで夜中にAghoriの行者に出会って度肝を抜かれたり(Aghoriは儀式の一環として死んだ人の肉を食べます)、良い成績が取れず、企業からの内定も出なかった同級生が自殺したりなど、ものすごくありがちなエピソード満載の中、自分が本当にやりたいことを探すのですが、青い鳥は身近にいると言いますか、人からうらやましがられたり、スペックから判断されるような幸せではない、自分にとって充実感のある幸せを紆余曲折の末にやっとのことで見つけるのでした。

内容はともかく、章題のつけかた(前の章の最後の文の一部がそのまま章題になっています)がおもしろかったり、インド人でも中身は白人というのを「ココナッツ」と呼んだりするところなど細部が良かったです(中身が白人の東洋人のことを「バナナ」と言ったディック・リーを思い出したり。そういえば、最近お元気なんでしょうかディック・リー)。

本作にはRuskin Bondの推薦文がついているのですが、彼はなんと作中にも登場します。

著者のオフィシャルサイト:http://www.karanbajaj.com/

Almost Single

Advaita Kala『Almost Single』。インド版ブリジット・ジョーンズの日記、というひとことで紹介が終わってしまいそうなのですが。インドについては他の国との異質性ばかりがとやかく言われがちなのですけれど、アラサー独身女子の都会生活(舞台はニューデリー)という点ではあまり英国や日本と変わりないんじゃないかと思います。バリキャリ志向ではないしボスは大嫌いだけど、仕事(一流ホテルのレセプション係)自体は好きで周囲にもそれなりに評価されていて、友達(独身女子の味方として定番のゲイの友達も含む)と楽しく過ごしている主人公が、実家の母親からの「まだ結婚しないのか、近所の○○ちゃんは婚約したというのに」「いい人はいないの?」攻撃をかわしつつ、Mr.Right(運命の人)を探していろいろドジを踏んだり恥ずかしい思いをしながらもがんばるという話。サリーの下に着るペチコートを忘れた場合、ジーンズでも代用がきく(太って見えるけど)というのは初めて知りました。

著者のオフィシャルサイト:http://www.advaitakala.com/ak/

My Friend Sancho

インドの人気ブログ「India Uncut」の著者(元ジャーナリスト)であるAmit Varma(ムンバイ在住)が小説家に転じたということで話題の処女作『My Friend Sancho』を読みました。

インドでは近年、ライトかつお手ごろ価格の若者向け小説(これもライトノベルと言っていいのかな。「萌え」はないですが)がベストセラーになるということで(先日読んだChetan Bhagatの作品もこのカテゴリーに属します)こちらもベストセラー入りが期待されているようです。

主人公はムンバイのタブロイド紙(夕刊フジをイメージしてください)の事件記者。警察の誤認・誤射事件にうすうす感づいていても黙ってやりすごそうとしてしまうくらい警察とはずぶずぶの仲。

しかし、警察から父親をマフィアと間違えられて殺されてしまった娘が目の前に登場し、また、彼のボスも彼女の主張をタブロイド紙の紙面改革の一環としてとりあげることを決定してから、彼の人生は変わっていきます。

彼女と何回も会って父親の生涯について聞くうちに、最初はダサい貧乏人の娘と馬鹿にしていた彼女にだんだん気持ちが傾いていくものの、警察の主張(信憑性の高いタレ込みがあったことや状況証拠によりマフィアと判断。また担当の警察官が苦労人のいい奴だったりもします)と彼女の主張のはざまで苦悩するはめに。また、せっかく張り切って書いた記事も、紙面改革に対して広告主が難色を示したことで、オクラ入りの危機に陥ってしまうのでした。

期待大で読み始めたものの、読後感は今ひとつでした。途中から彼女の父親の話はどうでもよくなってしまい(最後まで真実は明らかになりません。聞き込みとか裏を取ったりなどの独自調査もしないの?当事者2-3人の言うことを聞くだけって本当にジャーナリストなの?)、単なる彼のひとり相撲的な恋愛小説となってしまうのと、彼女がまったく魅力的でない(=すぐ感情的になる考えなしな人にしか見えない)のが痛かったです。

ただ、AndheriのモールとかJuhu BeachとかThaneとかが出てきますのでムンバイ在住のみなさまには親しみやすいかも。

著者による自作紹介ページ:http://indiauncut.com/myfriendsancho

まだアマゾンには入荷されていないとのことです。

The Friday Night Knitting Club

インドは英語圏ということで書店には米国の本も英国の本も並びますが、入ってくるタイミングがよくつかめません。新刊ということで入ってきていたこの本は2007年の米国でのベストセラー。もしかしてもうすぐ映画化されるということで入荷されたのかも(ジュリア・ロバーツ主演。そういえばこの本の中にもジュリア・ロバーツに言及した台詞がちょっとだけ出てきていました)。

ニューヨークでシングルマザーとして毛糸店を経営するGeorgiaと彼女の12歳の娘Dakotaをとりまく人々の物語。実の母親以上にGeorgiaを支援する年上の友人Anita。パリから著名な建築家となって戻ってきたDakotaの父親であり、Geogiaの元彼であるJames。また、高校時代にGeorgiaを裏切って姿を消した親友が富豪の妻となって再び姿を現したり、嫌味な大学院生がフィールドワークと称して営業妨害的なインタビューをしに顔を出したりなどもします。

おもしろいことはおもしろいのですが、物語が実際に動きはじめるのに時間がかかりすぎるのと展開がちょっと都合が良すぎるのと(特に元親友および元彼との過去のいきさつのくだり。手紙がだめでも他の手段で連絡取れると思うんだけど…)登場人物がうすっぺらい(K.Cがどんな人なのか全然わかりません)のがひっかかって心の底からは楽しめませんでした。でもDakotaの焼くお菓子はとてもおいしそう。巻末にレシピが載っていたので作ってみようとか。

あと読んでいるとやはり編み物がしたくなります。作中に出てくるアフガン編みのブランケットがいいなあと思いました。雄鶏社が自己破産してしまう時代ということで、日本では編み物なんかもうはやらないのかもしれないのですが、自分は今後もずっとやりたいなあと。母親がレース編みをする人だった影響もあるかもしれませんが(雄鶏社の本は何冊か自宅にあってなじみ深かったので、自己破産のニュース、とても残念です)。ムンバイは暑すぎるので毛糸を持つ気持ちになれないのが難点なのですけれど。

日本語翻訳版も出版されています。

The White Tiger

2008年のBooker賞受賞作。著者はインド人のAravind Adiga(ムンバイ在住)で、この本、ムンバイでは露店からチェーン大手書店までいたるところで売られています。あまりに見かけるので却って敬遠していたのですが、読んでみたらすごくおもしろかったのでした。おすすめです。

日本語にも翻訳されるのでは、と思ったらすでにされていました。『グローバリズム出づる処の殺人者より』。すごいタイトルだ。でも全体が「バンガロールの起業家より中国の温家宝首相に当てた長い長い手紙」という設定なので、「日出づる処の天子」をもじっているのも理解できます。

主人公はバンガロール(BPOの本場。外資系企業のオフィスがたくさんあります)の成功した起業家であり、同時に指名手配を受けている殺人者でもあるのですが、もともとはブッタガヤの近くの貧しい農村の貧しい家庭で育った人間でした(注:仏教の聖地ブッダガヤがあるビハール州はインドでもっとも貧しい地方で、識字率も最低とのこと)。家族の食い扶持を稼ぐため、学校を途中でやめさせられた彼がどうやって成り上がっていったのか、そしてなぜ人を殺したのか、指名手配を受けているのになぜ起業家として成功しているのか、といったところが徐々に明らかになっていきます。

主人公の目の前には、いまだに根強く残るカースト差別、都会に出稼ぎに出る人間に全力でたかる農村の家族、腐った選挙と警察、石炭利権、米国留学してリベラルな思想を身に着けたものの、インド帰国後は旧来の体制に順応せざるをえず苦悩する人間、自分よりさらに弱いものを叩く弱者たちなど、インド社会の問題点がてんこもりになって現れるのですが、語り口が飄々としていてところどころユーモラスなのと、主人公が腐りきっておらず、一本モラールの芯が通っているせいか、どよーんと重かったり嫌な印象を残しません。

文藝春秋のサイトで日本語版の立ち読みができます

Allaboutでも『スラムドッグ$ミリオネア』の原作本と一緒に紹介されていました。

One night @ the Call Center

先週読んだ『Five Point Someone: What Not to Do at IIT』がおもしろかったので、Chetan Bhagatの小説をもう1作読んでみました。今度はコールセンターで働く青年たちのお話。

インドはITとBPO(Business Process Outsourcing)で国が成り立っていているといっても過言ではありません。BPOの代表例がコールセンター。英語圏であり、かつ人件費が安いからですね。

この小説では、米国企業の仕事を請け負っているコールセンターのハードクレーム対策チーム(深夜シフト)のある夜の出来事を描いています。

主人公のShyamは上司(常にMBA用語を振り回すが、コピー機のソート機能の使い方もわからないidiot<-Dilbertの上司にちょっと似ています)からチームリーダーへの昇進を餌に理不尽な扱いを受けているのですが、「それもこれもみんな昇進のため」「上司って大なり小なりこんなもの」とこらえ続けています。Shyamの元彼女Priyankaはそういう彼の煮え切らないところや、実の母からの「早く金持ちと結婚しろ」プレッシャーに耐えかね、お見合いで米国在住マイクロソフト勤務のインド人エンジニアと結婚してしまおうとします。主人公の親友のVroomは元新聞記者で、ジャーナリストへの夢を捨てきれないまま、学生時代からの友人の生活レベルに合わせるため(=バーやピザやコークやバイクのため)いやいやコールセンター勤めをしています。Eshaはモデル志望のセクシーな美女で、昼間にモデルのオーディションを受けるためにコールセンターで深夜勤務をしているのですが、身長が足りないという理由でモデルデビューがなかなか果たせません。既婚者のRadhikaは結婚前はTシャツ・ジーンズのアクティブな現代っ子だったのですが、結婚後は頭の古い姑にいびられ、それでも夫のため・愛のためと耐え忍んでいます。その結果、頭痛が絶えず、常に薬を飲んでいる状態です。Military Uncleは退役軍人で一人暮らしの老人ですが、以前、息子家族と同居していたときに、嫁をいびり倒して息子から縁を切られ、孫との接触も一切禁じられています。

つまり、思いのままに行かない現実を変えたいと思いつつもなかなかそれができず、もがいたり、苦しんだりしている人たちというわけです。そういう状態を一変する出来事が一夜のうちにいろいろ起こるのですが(例:リストラ危機。でも上司はクビなどという直接的な物言いは一切せず、MBA用語で「リソースの最適配分」とか言います)、その結果このチームがとった行動とは…というわけで、本当にやりたいことは死ぬまでにやらなければ悔いが残りますぜ、というお話でした。はい。読んでいて自分もやるぜーと思いました。

主人公がうじうじするタイプでありながら、暴走しがちな親友にひっぱられて無謀なことをやってしまう、という構図は『Five Point Someone: What Not to Do at IIT』と同じですね。

ちなみに英語版Microsoft Wordで「=rand(200,99)」と入力したら出てくる文言って、本作中ではバグとありましたが、それってバグじゃなくて仕様なような。

昨年Helloというタイトルでボリウッドで映画化されましたが、評判を聞く限り、映画版はいまひとつだったようです(ファンタジックな部分の匙加減が難しそう)。